日産グループの中で、エンジン、アクスル(車軸)の主要部品やユニットを高い品質で生産している自動車エンジンを製造する会社です。
日産工機株式会社 様
日産グループ全体で設備の省エネ化が進む中、エアー圧縮機の更新に大きな効果が得られず、エアー設備の省エネ化が課題とされていました。そこで、圧縮エアーの除湿を行う、圧縮機を省エネ化する方法はないかとご相談をいただきました。
過去の実績をもとに、フロンガスを使用せずに油水分離をする、圧縮空気脱脂脱油装置の導入をご提案しました。
完全受注生産で行ったため、企画~施工までのスケジュールを綿密に立てました。高圧容器も受注生産だったので、千葉にある工場まで先方担当者と同行し、進捗を確認するなど、遅れが出ないように気を付けました。
工場全体の主配管に接続を行う必要があったため、ある程度の配管はフランジで制作し、現地施工時間を短縮しました。400Aの大きな配管だったので、ミスは許されず、特に緊張感高まる中での施工でした。
動力削減効果は絶大で、3年でペイアウトできました。遠心分離+デミスターフィルター設置により、圧縮エアーの油水問題も無くなりました。